週間相場解説「トニーも角煮もドル売り」&アルゴリズムトレードについて
今回は、「今週1週間の相場解説と来週の見通し」「アルゴリズムトレードとは」の2本立てでお届けしていきます!
相場解説と来週の見通し
トニーも角煮も、いや兎にも角にもドル売りの流れが続いています。やりにくい相場になっていますが対処方法はありますので、そのあたりを含め相場解説として詳しく説明していきます。
ポンド円
今週はオプションの特別清算があり154円まで上昇しています。来週は下落から始まる想定をしていますが、直近の上昇に対してどこまで下がっていくのかを見極めるところから始まりますね。
153円がターゲットとなる可能性が高いと見ていますが、トレードプランを立てるときに改めて検討するということでよいでしょう。
ポンドドル
ドル売りの流れから相場は上昇傾向だけど、そこからの戻り局面に入っているところです。直近の上昇の38.2%戻したところで下げ止まってからの反転がメインシナリオ(プランA)になります。
プランB、プランCもあるのですが、アルゴリズムにより大局的にはドル売りの流れなので、買い目線のプランA、プランCに注目していきましょう。
ドル円
MA800に絡んだ持ち合いが続きやりにくい相場です。ただ、直近では安値と高値を切り上げる動きになっていて、次の高値をとってきたりすると上昇トレンドと認識する相場参加者が増えてくることが想定される。
そうなると、上昇が加速する展開も期待できるのでしばらく注目しておきましょう。(といっても、まだ数日かかりますが、、)
ユーロドル、オージードル
ポンドドルと同様ですね。特にオージードルは、オーストラリアとアメリカの金利差が開いているため、まだまだ買われる余地を残していると見ています。
コピートレードの資金回復について
前回のドルカナダでの損失はあと4~5回ほどトレードすることで回復することが可能。
やりにくい相場ではありますが、正しい理念のもとで、正しい理論・手順、そして強靭なメンタルがあれば、トレードで負けることは少しも怖くないのです。
アルゴリズムで難しい相場ではありますが、手がつけられない相場でもないので、淡々と無味乾燥に続けることが勝利への近道ということを忘れずに今週も稼いでいきましょう!
アルゴリズムトレードについて
コロナショック後の為替相場がかなりやりにくくなっているのはお気づきかと思います。
これはアルゴリズムトレードが台頭してきた影響で、本来なら押し目や戻りをつける場面ではっきりした動きが起こりにくくなり、エントリータイミングが図りづらくなってしまっているものです。
我々は敵を知って対処法を考えないといけないわけですから、今回は相場をやりづらくしている元凶であるアルゴリズムトレードについて詳しく解説していきます。
- 裏のプレーヤーである中国が影響力を強めている
- 量子コンピュータの普及でアルゴが複雑化・多様化
- コロナ対策で世界中の金融がジャブジャブ
といういくつかの要因が重なってこのような状況になっていると考えられますが、対処法が全く無いわけではないのです。