FXで複利を活用して雪だるま式に資金を増やし続けるためのポジションサイズ計算方法
目次
ポジションサイズの正しい決め方があるって知ってる?
FXトレードをしていてポジションサイズ(ロット数)に迷うことってありますよね。
「レバレッジを活用して資金目一杯勝負する!」
というのもある意味ポジションサイズの決め方ではありますが、国内FX業者を使っている方の苦し紛れのやり方と言わざるをえません。くだらないレバレッジ規制がない海外FXブローカーを使うとなるとこの考え方は通用しません。
例えば、XMでは888倍のハイレバレッジを選択できますが、ハイレバ口座だからといってフルにレバレッジを使うのはNGなわけです。(当然ですよね、、)
今回は、海外FXブローカーで複利運用を行い資金を雪だるま式に増やしていくための、正しいポジションサイズの計算方法を紹介していきます。
何のためにポジションサイズの計算を行うのか?
海外FXブローカーでは当たり前のようにハイレバレジでトレードすることが可能です。
なんの基準もなく、ただ儲けたい一心でレバレッジを上げてしまうと、リスクの取り過ぎになりかねません。勝ったり負けたりを繰り返すばかりで、資金を増やすことができなくなってしまいます。
かといって、安全第一とばかりレバレッジを異常に低く設定するのも考えもの。リスクをとらなさすぎるのは資金効率を悪化させてしまいますし、せっかく海外FXブローカーで取引する意味がないのです。
海外FXブローカーのハイレバレッジのメリットを十二分に活用して効率よく稼いでいくためには、適切なポジションサイズの計算が絶対に欠かせないのです。
ポジションサイズの計算を行っていく大前提は、トレード資金を回復不能になるほど減らしてしまわないということです。損切りした場合の損失額を資金の一定割合(FTCでは最大30%)に抑えることが最大の目的です。
連敗してもまた次にトレードする資金が残ってさえいれば、何度でもやり直しができますよね。
これがプロトレーダーの資金管理の原理原則なのですが、意外にこうしたノウハウが書籍や教材などで語られていません。資金管理を疎かにしていては、トレードで勝ち続けることなんてできっこない。
今回解説していくのは、FTCで採用しているプロトレーダーも活用している資金管理ノウハウですので、この機会にしっかりと身につけておきましょう。
プロトレーダーの資金管理のノウハウを徹底解説します
損失額を限定することが分かったら、実際にポジションサイズの計算に必要なのは、エントリーとロスカットの2つの価格です。
中でもロスカットの価格についてはどのように決定すべきかという重要な問題があるわけですが、ここでは2つの価格が決定したものとしてポジションサイズの計算方法をお伝えしていきます。
(FTCの参加者様はどちらの値もLINEで配信されますので、迷う必要はありません。)
計算の例ですが、ポンドドルの買いということで、
エントリー価格1.3200
ロスカット価格1.3155
を例にして、具体的なポジションサイズの計算方法を解説していきます。
最大損失の比率を30%と計算したうえで、実際にトレードするポジションサイズを1/3~1/5へと調整していく考え方も紹介されてます。
(ポジションサイズを1/5に下げる必要があるのは、勝率が悪いポイントでのトレードをする場合です。判定のポイントは、場所の情報が多いか少ないかということでしたが、場所の情報については別途解説いたします。)
スタンダード口座とマイクロ口座では、実際に発注する際に入力する単位が異なりますので十分注意してください。スタンダード口座は10万通貨単位、マイクロ口座は1000通貨単位での取引となります。
スタンダード口座でもマイクロ口座でも小数点以下2桁まで入力ができますから、それを踏まえてポジションサイズの計算をするとよいでしょう。後ほど紹介するエクセルシートを利用していただくと、上記サイトで表示されなかった単位未満の計算までできるようになります。
ご自身のXMの口座が、スタンダード口座なのかマイクロ口座なのかが分からない場合ですが、
MT4上部の気配値表示ボタン(丸印の矢印のマーク)をクリックして通貨ペア一覧を表示した状態で、
右クリックから「仕様」を選択すると、
下図のような画面が表示されて、契約サイズ(ロット数)を確認することができます。
100000とあればスタンダード口座、1000とあればマイクロ口座ですね。
入金ボーナスは資金に含める?含めない?
入金ボーナスは口座の残高が増えたようにみえていますが、口座資金として認識してはいけません。なので、ポジションサイズの計算を行う場合には、入金ボーナスは計算に含めないで計算しましょう。
入金ボーナスを計算に含めてしまうと、リスクの取り過ぎになってしまうのでご注意くださいね。
2つ目のポジションを持つときの注意点
すでにポジションを持っている、あるいは予約注文を出している場合に、次のポジションを取りたい場合がでてきますよね。
その場合は、口座の資金から最初のポジションの最大損失額を差し引いた金額でもってポジションサイズの計算を行ってください。
FTC特製のポジションサイズ計算シート(エクセル)の使い方
エクセルを使える環境にある方を対象としてポジションサイズ計算ができるエクセルシートを作ってみました。
エントリーとロスカットの値を入れれば計算ができてしまうので、とても便利だと思います。
(ロスカットまでのpipsを自分で計算する必要がない!)
まとめ
ポジションサイズの計算方法についての説明は以上です。
LINEでシグナル配信を受け取って実際にトレードする前に十分チェックし、計算間違いが起きないようにしてください。